2019年度第3回授業デザイン研究会 2020.1.18

1人1台環境をイメージしてCreativeなことにチャレンジしよう!

今回のワークショップは、一人一台のiPadを準備し、それを使ってCreativeな活動を行ってもらいました。まずは、Keynoteのリンク機能を使ってインタラクティブな教材作成。それぞれ3択問題を作成し、それに合わせて、正解、不正解のスライドを作り、リンクをつけていきます。そこまではとっても順調でした。その後、GarageBandを使って、効果音の作成です。GarageBandは初めて触る人がとても多く、作成のプロセスが複雑で、なかなか思うように伝わりませんでした。近くの人たちで協力したり、尋ねたりしましたが、難しかったです。その後できた音源をKeynoteの教材に貼り付け、タップすると音が出る仕組みを作りました。成功した人も多かったですが、うまくいかなかった人もいて、1人1台の時の、混乱した教室の様子が、ちょっと想像することができました。アプリを横断して使うことができるのを伝えることもできました。

1人1台についてのディスカッション

その後、今回のGIGAスクールについての全国の動向や、国の方向性についての解説、県の指導主事から、大分県の状況などについての話題提供をし、授業について考えていきました。メモアプリにお絵かきをして、教室のイメージを形にしました。

その後、そのメモをもとに小グループでディスカッション。それぞれの考える1人1台の教室イメージについて、とても盛り上がりました。

まだどこも実現していない1人1台端末の活用。それぞれが夢を語りながら、形を示していく必要がありそうです。

 

今回の研究会も、大分のみならず、熊本、福岡、佐賀、東京など県外の方の参加もたくさんありました。そして、参加者のお仕事もバラバラです。先生、ICT支援員、教育委員会、民間企業、議員、いろいろな立場から、学校関係者として、保護者として、地域住民として意見をいただくことができ、また違う価値観を感じることができました。GIGAスクール構想、まだまだイメージでしかないですが、こうやってたくさん議論を重ねていくことが、とっても大切だと感じました。

今年度の研究会はこれで終わりです。また次年度、企画を立ててお知らせしますので、ぜひみなさんもご参加ください。

ありがとうございました。