2019年度 第1回授業デザイン研究会 2019.7.20

 

みなさんのICTに関するお悩み、全て解決します!」と題して別府市公会堂で行いました。6年目に入った当研究会ですが、今回は原点回帰という思いを込め、【対話】をキーワードに進めていきました。

当日は、福岡、熊本、東京などなど県外からの方もたくさん参加してくださいました。中でも地元大学生や、教育関係ではない保護者の方から新鮮な意見がたくさん出され、大いに盛り上がりました。

まずはそれぞれ小グループでじっくり課題を出し合い、情報交換、意見交換を行いました。

第2部は中津市立鶴居小学校教諭・スマートデザイナーの西元先生から「プレゼン大会で学んだこと」として実践発表をいただきました。2月に実施したプレゼンテーションコンテストで、2部門制覇した子どもたちとの取り組みの様子を話してもらいました。舞台ではわからなかった子どもたちとのドラマや、それまでの軌跡を発表してもらい、先生の熱い想いと、子どもたちののびのびした様子、学級経営などについても話してもらうことができ、参加者にとっても大変意義あるお話が聞けました。子どもたちのアウトプットの大切さ、学級という基盤づくりの大切さがよくわかる、素晴らしい発表でした。発表後の質疑でも率直な感想や質問が寄せられ、楽しかったです。

最後のスパンは、それぞれのグループでの話し合いの様子を共有し、そこからキーワードを拾いました。それぞれ情報モラルの悩みや、ICTの活用における悩み、環境についての話などが出され、役員やそれぞれの知見からディスカッションを行い、「解決!」とはなりませんでしたが、何かヒントになることがあったのでは、と思います。悩みを共有するだけでも救われる側面もあります。語ること、伝えることも大切だ、と感じることができました。

忙しい学校の中で、今回のようにじっくり話す時間をとっていけるといいですね。また今回は、学生さんや保護者の方も参加していただき、業者さん、他県の方、本当にバラエティに富んだメンバーが集まったことでさらに相乗効果も生まれたと思います。次回も是非、たくさんの方に参加していただきたいです。


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