2016第1回大分県授業デザイン研究会

Session 1

今の教育界を取り巻く現状、[Road to 2020]として、その時までに何ができるか、何をするべきかを考えました。大分県の現状や取り組み、汎用的な能力を育てる授業デザインとは?などの話をしました。言葉に躍らされること無く、日々の授業の中で汎用的な能力をどう身につけさせるのか?という問題提起をしていきました。


Session 2

川上先生に実践発表をしてもらいました。今ある機器を生かして、授業をどう変えるか?明日から取り組めそうな素晴らしい内容に、多くの共感を得ました。一斉授業をベースにICTを使って授業を改善していくその姿勢や、日々の具体的な取組が示されたことで、実態をつかむことができました。その後のグループディスカッションでは「汎用的な能力を育てるための授業デザイン」について2つのテーマを選択し、考えていきました。短時間で濃い議論が展開されていました。


more Session

熊本から参加してくれた中嶋先生に、熊本地震の時の様子、今の子どもたちとの取り組み、状況などについて話してもらいました。気になっているけどなかなか聞けない今の現実を聞き、それぞれ思いを巡らすことができました。実際に体験し、今もそこにいる先生の話はとてもリアルで、震災時の子どもたちのケアや、教師としてのあり方、靴を履いたまま机の下で寝ていた、などの話はどの立場の人にとっても考えさせられる話でした。ほんとうに大変な最中に参加してくれたことに、ただただ感謝です。